朝の雨も上がって、眩しい陽射しの吾妻橋です。
一日一日、夏へ進むような、
でも、まだ梅雨に留まっているような、一時。
今日は、そんな季節に似合う硝子が届きました。
長野県で制作をされている
小口硝子工房の小口さんから届いた硝子。
どあんでのご紹介は初めてです。
小口さんの作品は、
とても美しく、ひとつひとつがとても滑らかで、
どこか儚ささえ感じます。
それが、この季節とリンクするのかもしれません。
上の左写真は、小鉢。
アワナミと名づけられたこの器には、
まさに細やかなアワナミのような
跡がつけられています。
何だか、波の音を器に描いたような、
そんな風に感じます。
中央写真のシンプルなグラスは、
氷を入れる音さえ涼しげで、
注いだものを楽しむだけでなく、
その空気感さえ楽しめそうです。
そして、右写真の一輪挿しは、
無造作に形作られているようで、
とても計算された美しい形。
水の塊から、小さな花が咲いているように見えて、
とても魅力的です。
その他にも、片口、ぐひ呑みなどが届きました。
ぜひ、お手にとって見ていただきたい硝子たちです。