先週の日曜日は、多摩川沿いで行われた
「もみじ市」へ行ってきました。
途中、ぽつぽつと雨が降り出してきましたが、
ゆるりとした雰囲気に、
いい時間を過ごせたなぁと思ったのでした。
会場には、どあんもお世話になっている作家さんも
何名か出店されていました。
イサドさんは、かわいい木のおもちゃや、
小さな小さなおうちを展示されていました。
撮影スポットと化して(笑)、
小さな子たちがすごく喜んでいて、
その光景が本当にあたたかいものでした。
小谷田さんのところには、鍋や土瓶がずらり。
テーブルに敷いている布がとってもかわいらしくて、
思わず写真を撮ってしまいました。
途中からは、イノトモさん、キセルさん、
そして、tico moonさんのライブもありました。
境内でのライブもいいなぁと思っていましたが、
土手に座って、あったかいレモネードを飲みながら聞く、
やさしい音楽は、心地いいのと同時に、
心がきゅぅっとなるような、そんな気持ちにしてくれました。
それから、途中、鳥の群れがVの字になって、
みんなの上を飛んでいきました。
みんなで空を見上げて、うわぁって顔をして。
自分ひとりで見ていたら、こんな気持ちになるのかなって思ったり。
ライブの途中には、中川ちえさんによるトークトリップが。
今回のもみじ市のテーマでもある
「旅と音楽」についてのお話や、
もみじ市に出店している方としての想いを
話していらっしゃいました。
特に印象的だったのは、
何かをやろうとする人はたくさんいるけれど、
はじめの一歩を踏み出せる人は少なくて、
とても難しいというお話。
本当にそうだなぁと思います。
気持ちと行動が比例していくように生きていけたら、
どんなにすごいことだろう。どんなに愉しいだろうと思います。
踏み出した一歩のずっとずっと先は、
誰にもわからないけれど、愉しくて幸せなことであるように
歩んでいきたいと思うはず。
でも、その途中には、落とし穴や回り道や、
ふたつにもみっつにも分かれた道があると思ってしまう。
経験して知っていたり、経験していないのに
あるだろうと思ってしまったり。
その一歩を踏み出すことがよかったかどうかは、
その時点ではわからないのです。
わかるはずがないのです。
でも、その一歩を踏み出すことが出来る人。
そういう人がいてくれたから、
愉しくて幸せな気持ちになれる場所が出来たんですよね。
自分もそんな人になりたい。
なんて、簡単には書けません。
でもいつか踏み出してみたいと思うのです。