まだほんのり明るい16時。
「器とごはんとワイン」の会がはじまりました。
まずは、テーブルいっぱいに並べた
和江さんセレクトの新鮮なお野菜を、
自分用ではなく、
「近くのお席の方のために」
器に盛り付けていただきました。
皆さん、「えー!」とおっしゃいながらも、
器と持つと、真剣な表情。さすがです。
その間に、各テーブルのお花はお客様に
生けていただいたり。
友人を家に招いたときのような、
そんな感覚で会は進んでいきました。
その後、いよいよワインのボトルを開けて乾杯。
ここでも、開け方やコルクについて、
和江さんから丁寧なアドバイスが。
ほんの少しのことだけれど、
知っているのといないのとでは、全然違いますよね。
「ワインは、男性は女性を扱うように、
女性は赤ちゃんを扱うように」
と和江さんがおっしゃっていたのが印象的です。
それからは、赤ワイン、白ワインの味についてや、
それぞれに合うお料理のお話、
ワインの生産地、作り方など、
和江さんの愉しいお話は続きます。
ワインも、適温でサーヴしてくださり、
それが、やっぱりとってもおいしくて、
温度の大切さをお客様とも改めて確認してしまいました。
そんなお話をしながら、お料理も召し上がっていただきます。
最初に盛り付けていただいたお野菜に、
こちらも和江さんセレクトの埼玉産の霜降り豚を
出汁でしゃぶしゃぶにしていただきました。
同じしゃぶしゃぶでも、
それぞれのワインに合うタレのアドバイスや、
そのタレのレシピなど。
興味深いお話ばかり。
あっという間に時間は過ぎて、
最後は、おいしい出汁がいっぱいとれたお鍋に、
和江さんがいつも召し上がっているという
広島産のこしひかり、五分づき米とチーズを入れてリゾットに。
味付けは、黒胡椒やお醤油をお好みで。
お腹がいっぱいなはずなのに、
なぜか食べられてしまう(笑)くらいのおいしさ。
最後にデザートをお出しして、
お開きとなりました。
あまりの愉しい時間に、
予定時間を過ぎてしまい、申し訳ございませんでした。
でも、お帰りになられる際の
皆様のほろ酔いの笑顔がとってもステキで、
何だかとてもうれしかったです。
また、準備から当日も、
テキパキと仕事をこなしてくださった和江さん。
スタッフながら恐縮ですが、本当に勉強になりました。
ありがとうございました。