次回ショップイベントに向けて、
今日ご紹介する作家さんは、木工の萩原英二さんです。
先日、イベントの打ち合わせにと埼玉県の狭山市にある、
萩原さんの工房へお邪魔しました。
「このあたりは、米軍ハウスだったんですよ」と、
お話してくださった萩原さん。
工房(お住まい)も米軍ハウスを建て直されたものだとか。
近くには、米軍ハウスがそのままの残されていたり、
ちょっと異文化の雰囲気が漂っていました。
早速、イベントでお願いする木の道具についての打ち合わせ。
奥様がおいしいお茶とケーキをお持ちくださいました。
打ち合わせの最中は、
きっと萩原さんの作品を一番使っていらっしゃるであろう
奥様のご意見をたくさん聞きながら進めていきました。
ちょっと失礼な言い方かもしれないのですが、
本当に「かわいらしい」という表現がぴったりな奥様。
萩原さんとの掛け合いに、ほのぼのしながらの時間でした。
今回は、台所まわりのもの、ということで、
昨日の写真にもあったような、すりこぎの他、しゃもじ、
カッティングボード、取り箸などをお願いしてきました。
木工の道具は、陶器同様、使い込んでいくと、
表情や色合い、手触りが変化していくもの。
実際に、萩原さんのおうちで使われているものは、
傷が入り、表面の手触りも新品のものと比べると、
とても馴染みやすくなっていました。
でも、道具として使われていく中で、
傷はもちろん入っていくもの。
そうして、どんどん使い手のものになるもの。
そんな風に、ずっと使っていきたいと思う、
木の道具を見つけにいらしてください。