こんにちは、おのです。
今日は、暖かい陽の光と冷たい風が、
冬と春をともに感じられるような一日の始まりですね。
さて、実は週末は、お店をお休みさせていただいて、
まだ雪の降る福島へ行ってきました。
2両だけの単線電車に乗って、
一面に広がる雪景色を見ながらの旅。
以前からずっと乗ってみたかった只見線という電車で、
会場近くの駅まで向かいました。
展示会場は、地元の方たちで大賑わい。
展示会ではなく、発表会のような温かな雰囲気が印象的でした。
すれ違うと、「こんにちは。」と声を掛けてくださる方々。
福島弁もなんだか温かく感じられました。
ずっと昔から、生活のために作られてきたカゴたち。
シンプルで飾り気はないけれど、道具として、
ずっと使い込んでいきたくなる魅力がありました。
ある場所で「もう30年も使っているのよ。」
と言って見せてくださったカゴは、
新品のものより艶やかで、色も生成りから、
深みのある、あめ色へと変化していました。
その月日と、それを使い続けている生活に
憧れと尊敬の念さえ抱きました。
こういった生活の道具たちを
ご紹介できればいいなと思っています。