こんにちは、おのです。
昨日のサーバーの不具合により、
ご迷惑をお掛けした皆さま、誠に申し訳ございませんでした。
現在は無事復旧しておりますので、商品の件、
お店のオープンの件など、何なりとお気軽にお問い合せくださいませ。
実は、ずっと皆さまにご紹介したいと思っていた器があります。
(すごく遅くなってしまってすみません…)
実は、今秋にお引っ越しをされた田鶴濱さん。
その新居に設置された窯で焼かれた最初の器です。
「馬」という文字が鏡文字で書かれているのがわかりますか?
なぜ馬?そしてなぜ鏡文字?と思われた方も多いと思うのですが、
これには意味があって、まず、「馬」の文字の意味は、
司馬遷の史記の中で、火の神様は馬に乗ってくる・・・とあります。
おそらく昔の陶工が自分の初めての窯に火の神の来駕を願い窯の成功を願った
と言われているそうです。作者の手を離れた作品が無事に焼けるように
そして、「馬」という文字が鏡文字になっているのは、いろいろな説があるのですが、
福を招くおめでたい守り駒として「左馬」(馬の鏡文字や左右反対に馬を描いたもの)
は縁起がいいとされているのです。
そんな貴重な初窯の焼きものをどあんにもくださったのです。
これからも無事、田鶴濱さんの器が焼けるよう
どあんからも祈っていますね。
昔も今も、人々の「願う」という気持ちは何もかわることがないのですね。
純粋で、ただ真っ直ぐに「願う」という気持ち。きっとどなたにでもある想い。
それが自分の何かへでも、誰かのことでも。
例え口に出さなくても、ただ「願う」こと、
そして「願っていてくれる」ことってすごくすごく幸せなんじゃないのかなと思うのです。